さて、さて数ヶ月間お休みしていましたが、めでたく再開(^^♪
最近、「調香」に興味をお持ちの方が、ほんとに増えて来ましたよね。
雑誌や、ファッション・美容関連サイトでも話題になっているようです。
調香の勉強をしたいと思ったら、まず思い浮かぶのは以下だと思います
1.フレグランス、フレーバーのスクールに通う。
2.アロマスクールに通う。
スクールの講師をされている方々は、パフューマー(香水創る人)や、
フレーバーリスト(生活香全般のプロ)、アロマセラピストなどの経験や
肩書きをお持ちで、化粧品会社や香料会社、アロマの会社で活躍されています。
スクールの卒業生も、これら関連企業に就職されるようです。
1.のスクールでは、香料の知識・科学的知識の勉強や、
有名香水と同じ香りをブレンドで作り出す授業などがあります。
2.のスクールでは、アロマの基礎知識、人体への影響、
医学的側面からの勉強が主で、ブレンドには、さほど時間を割かないようです。
これは、オイルの種類が多くないこと、アロマブレンドで実際に
生計を立てている人が、ほとんど存在しないことから来るものと思われます。
さて、Nobuyaが日常的に行っている調香はどちらに近いのでしょうか?
1.の場合、天然素材も多少使いますが、企業現場でのブレンドでは
圧倒的に合成香料が多く、食品関連のフレーバーにもこのことが当てはまります。
2.の場合、天然の精油を使いますが、ほとんどのアロマテラピストが、
そもそもの精油の生い立ちに関連しているためか、
【純潔思考】をお持ちのため、ブレンドの機会は極端に少なくなります
※【純潔思考】=純粋な天然の精油は1種をそのまま香らせるのが、
最高・最良の方法であり、精油に対する礼儀”と考える。
日本はこの傾向性が特に強いようです。
たとえば食材:
今の日本は輸入が多いですが、歴史をひもとくと、水と四季の自然に恵まれた
環境で、素材の味をフルに生かした料理が多いでしょ。(代表はお寿司かも!)
私たち日本人は、ブレンド感覚よりも、圧倒的な自然感覚を、
遺伝子内に備えているのかもしれません。
さて、上記の現状を考慮した上で、ふとした”疑問が生じます。
調香とは、香りを合わせるものか?それとも香りを創るのか?です。
これは、香りを楽しまれる皆さんが感じられる疑問というより、
香り製作に携わる側の、「大いなる疑問」なのです。
●な・ぜ・な・ら●
調香の現場には、”市場”というものが大きく関わってくるから!
恐らく、ミュージシャン・画家・作家・彫刻家などなど、
一般的に芸術活動と呼ばれる業務に携わる者の【永遠の悩み】でしょう。
幸い、Nobuyaの創る香りは、皆さんの応援のおかげで好評なので、
こうしてブログも書けますし、いろんな経験も積ませていただけます
(ホントにありがたい限りです)
++++++++++++ 一旦、休憩 ++++++++++

皆さん、休憩すまれました?では、改めて。
現在の市場:
香りを創りたい場合=ブランド香水の世界で香りを創り、生きていく。
香りを合わせたい場合=企業が求める香りに合わせて、生きていく。
この2つしかない!と言っても過言では無いでしょう。
あれ?あれ?Nobuyaさん、もう1つ忘れてるよ。
「自分の創りたい香りを創り、お客様に提供する」は?
でもこれ、【綱渡り以上・・糸渡り】ですよ。ホント。
ブログで、うそ書いても仕方ないので、正直にお話させていただきますが、
これ。これ。そうこれ。←ええい!しつこいっちゅうに(笑)
まともに生活できまへんで〜〜〜〜・・・・(~_~;)
ものすごーい、貧乏暮らしが待ってますよ、ホント♪
だって、経験したも〜ん。Nobuyaと妻の乃理子が。
山の中に家があるのに!
自転車と徒歩で生活してたんだよー。
とほほ。←しゃれにならないっ!
買い物に出かけて帰るだけで、へとへと。。。二人でぐったり。
帰って、お仕事、お仕事。又、ぐったり(笑)
自宅売り払うことも考えました。
人気のある【純潔思考】の香りを自社ブランドで市場に出すだけでも!
●ライセンスに伴う権利金
●毎月の最低発注数
●マーケティング費用
その他、もろもろ・・・・
既に、瀕死の状態・・・。
サンプル作戦しても、ある一定のお客様以上は増えないよっと♪
(睡眠時間を2〜3時間にしたいのなら、いい方法?ですが・・・)
なので、サンプル配布禁止しているメーカーもあるんです。
(販売側の健康を心配してくれているため!?)
◆夢のボトルさん作成♪
シャネルやディオールなどのブランド香水は
まず、ボトルデザインで違いをアピールしますよね。
じゃー私もー。僕もー。ってことで、アロマでも香水でも
みんなとデザインの違うボトルに入れたくなるっ(^^)
実際、シャネルやディオールのボトルデザインをしている
企業を知っていますし、その気になれば、依頼出来ます。
で、その気”が以下。
通常の最小製作単位は10万本なんでっせ。(急に関西弁)
もし、1本200円で作れたとしても2000まんえん!
デザイナーにデザインしてもらうと、200円じゃ無理だろうから、
400円としたら、4000まんえん!
ボ・ト・ル作るだけで・・・・4千万(汗
なので、たくさん香りのお店・アロマのお店があるのに
ボトルは、「どこかで見たデザイン・色」になっちゃうのです。
◆ボトルなんかいいじゃない!中身で勝負!
とNobuyaは本気で思ってます。
思わないと、めげそうになるからかも、ハッハッハッ♪♪♪
でも、現実はじつ〜〜〜〜に厳しい。。。
+++++++ 人間には固定観念があるから +++++++
+++++++ 世間体があるから(嘘のようだが、これホント)+++++++
一瞬、いい香り〜と思っててもですね〜。
どこの馬の骨かわからない「超弱小企業」の創る香りなんか、
意地でも認めない人が!ほれ、ここにも。こちらにも。
あっ、あっちにも(笑)一杯、一杯いらっしゃるのです。
ホント不思議ですね〜 ●人間 ● って。
(香りじゃなくて、人間が不思議に思う今日この頃。)
皆さん、お久さしぶりです。
クリスマスバーゲンも少し落ち着き、ブログを書く時間が出来ました。
今回は、堅苦しい話は止めて、楽しもうと思います。
ブレンディング=まぜまぜの楽しさ!
やっぱり僕がまぜまぜしていて楽しいと感じるのは、
要素の違う原料から、思ってもみない素敵な香りが出来ちゃうこと!
これにつきるかなぁ〜やっぱし(^_^)
これって、香り創作を生業にしている特権かも(笑)
何故って言うと、新たな香りの発掘にはそれなりの
原料の種類が必要だからなのです。
僕が今、主に扱う原料の種類だけでも、200種は超えていますし、
「かくし味」に使う原料を合わせると、そんなに凝っていないつもり
でも、やっぱり、原料の種類は、300〜400になるんです。
趣味の範囲をやっぱり超えてますよね。やっぱし(笑)
でも、またまた、新たな原料に興味が出てきちゃうんだよね〜
脳みそが混乱するので、止めておいた方がよさそうなのにね〜。
でも、これからも増やしていきた〜〜〜い!!
好きだもん♪♪♪
今日は、原料について。
イギリス・アラブ諸国・アメリカ・などなどから、原料を仕入れます。
この中で一番苦労するのがアラブ諸国かなぁー。やっぱり。
仕入れる最低量の単位が10kg(リットル)とか、20kg・・・
なんです(こんなにいらないよー)
頑張って交渉するんだけど、最低10リットルからしか買えないみたいなコトになる(笑)
あちらでは、このぐらいの単位が通常みたい。食材、その他なんでも単位が大きい!
割り切って、ブレンドに使う以外の分は、プライベート使用してます。
Dark Moon−影の女神SNS
1期生9名で始まりました。
フェンシング太田雄貴選手が「銀」メダルを獲得!!おめでとう!
あまりの嬉しさに、緊急で17日までLady Moonの全商品40%オフにしています!
それにしても似てるんですよね・・・調香とフェンシングって。
・優雅に見えて、実はハード(体力消耗する)
・技と力のバランス(調香技術と素材を見る目)
・気の遠くなるような、地味な努力が必要
・一瞬が勝負の分かれ目
私が、調香を今しているのは偶然でないのかも・・・好きです。フェンシング。
久しぶりにしたい〜〜〜!
原油価格高騰や食品価格の高騰が、
同じ文字の「油」を販売する私たちにも影響するとは・・・。
花の栽培や採取に関わる費用に関連しているのか、
香油作りの原料となる「お花さん&植物たち」にも
とうとう影響が出てきました・・・(*_*)
*—————————————*News*–*
原料調達先との交渉の結果、以下銘柄のオイル
初級15種、中級11種、上級11種、合計37種に関して、
今後、1.2どちらかの対応策を講じなければならなくなったこと、ご報告させていただきます。
対応策1.今後生産中止とする。
対応策2.20%前後の小売価格上昇。
*—————————————*News*–*
以下、リストのファンであられる、お客様には大変ご迷惑を
おかけすることになりますが、なにとぞご了承の程願います。
Lady Moonとしましては、
正直2.の「20%の小売価格上昇」で販売していく自信がありません。
20%も価格上昇すると、「売れなくなる」ことは、目に見えているからです。
たぶん、1.を選択し、価格上昇の無い銘柄だけで、
今後も店を継続していく予定ですので、もし、手元に在庫を
確保しておきたいお客さまは、お早めのご購入をお願いします。
08年8月5日付けリストは以下です。
——————初級15種—————–
泉−いずみ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0003/
奇術師−きじゅつし
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0011/
水仙−スイセン(22-25.5周期)
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0015/
Diamond−ダイアモンド
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0023/
蛹−サナギ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0028/
櫛−くし
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0032/
蓮−ハス
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0036/
胸−むね
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0052/
靴−くつ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0057/
片目−カタメ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0005/
卵−たまご
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0051/
乙女−おとめ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0041/
乳−ミルク
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0033/
海豹−アザラシ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0029/
蜜蜂−ミツバチ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0013/
———————中級11種——————-
帯−ベルト
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0004/
扇−おおぎ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0007/
道化−どうけ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0010/
髪−かみ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0016/
Chameleon−カメレオン
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0021/
骸骨−がいこつ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0034/
王冠−おうかん
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0045/
橋−はし
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0054/
孔雀−クジャク
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0047/
影−カゲ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0044/
海豚−イルカ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0009/
——————-上級11種—————-
海鷂魚−えい
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0006/
蜘蛛−クモ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0012/
狼−オオカミ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0018/
鏡−かがみ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0027/
一角獣−いっかくじゅう
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0035/
円環蛇−ウロボロス
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0039/
狐−キツネ
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0046/
血−ち
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0058/
蘭−ラン
http://ladymoon.in/symbolize/7.1/0059/
原油価格の高騰がとうとう、お花の栽培にも影響を及ぼしてきました・・・。
いつまで現状価格を維持出来るのか・・・ホントつらいっす。
Lady Moonの会員数が200名を突破しました。うれし〜。
皆さん、こんにちは。
今回のタイトルは「お寿司と調香?」なんです。
なんじゃこりゃ。ですよね(笑)
前回、「調香と縁起感(えんぎかん)」のタイトルで、
西洋の調香感性と東洋の調香感性との違いをお話しました。
又、「Nobuyaの調香スタイル」のタイトルでは、
以下3.の調香環境を披露していました。
3.時間は最小限しかかけない。せっぱつまった状態=本能”で造る。
さて、今回の「お寿司と調香?」とは、
香り創作に励んでいる最中、ふと、昔グルメ雑誌に掲載されてた、
フランス人シェフへのインタビューを思い出したからなのです。
シェフが日本のすし職人について語っていたのです。
今でこそ、海外でも有名で好まれている「お寿司」ですが、
当時のシェフは、口にしたときのおいしさや驚きより、
【すし職人の、修行がどうにも理解できなかった】という内容でした。
「なぜ、ライス(お米)にビネガー(お酢)をまぜ、香辛料(わさび)を入れ、
魚を上にのせるだけの料理に数十年間も修行するのか?」
ということが疑問であったらしいのです・・・・。
確かに、フランス料理でもお寿司のネタ”に相当する、
「食材を見極める力」は必要だが、お寿司をにぎる技術の習得に
なぜ十年以上も要するのか?と奇異に感じたらしいのです。
ただの自己満足なのか・・・。
それとも、お客さんへのパフォーマンスを学ぶのか・・・と。
にぎる技術が、直接味に大きな影響を及ぼすとは、どうも信じがたいらしいのです。
シェフいわく、料理は、原因→結果
というプロセスを脳裏に描きながら作るもの。
その概念からは、「お米を手の中でにぎる」という単純作業に
数十年の修行を要することが、摩訶不思議に感じるらしいのです。
お寿司の場合は、原因→結果という直線的な経路だけでなく、
お米の温度、にぎり加減、ネタとの相性、にぎる時間、などなど、
どうも東洋的な「円の経路」「縁起の経路」が含まれていることを、
シェフが、数ヶ月間の滞在で、【なんとなく”理解した】という記事でした。
私はここに、調香のヒントが隠されているように思っています。
フランスといえば、名だたる調香の本場です。
フランスで活躍する一流の調香師は、2000種以上の香りの違いを
確実に記憶しており、そのための訓練を受けているといわれます。
さて、自分を振り返ってみると・・・・あれ??
確かに、「記憶」という意味でも、何種もの香りを嗅ぎ分けているのは
事実ですが、ブレンドの際、原因→結果という、緻密で計画的な思考が
自分に働いているとは思えないのです。
●私が記憶している香りといえば、せいぜい百に満たないかもしれません。
以前のブログに、
「時間は最小限しかかけない。せっぱつまった状態=本能”で造る。」
と書いたのは、実はこのことと関連しています。
つ・ま・り。科学的思考プロセスを取るのでなく、縁起的プロセスを取るために、
時間を最小限に抑え、「一瞬の香りの縁」を紡ぎだすのです。
何をするにしても、お国の文化や遺伝子はあると思うので、
私には東洋的手法が合っていますし、西洋的な調香を試みたことも
ありましたが、実際、納得のいく香りは作れず、ジレンマに陥るばかりでした。
やっぱり、自分の遺伝子、文化の遺伝子を活かすほうがいいみたい!