Posted in 調香 on May 25th, 2009 2 Comments »
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ムーンフェロモンオイル75種の、使用原料レシピを公開いたしました。
ムーンフェロモンオイル75種
各商品ページに掲載しています。
*—————————————*News*–*
開店時に、レシピ公開をするか否かかなり悩んだのですが、
最近、多くのお客様よりリクエストがあり、公開に踏み切りました。
掲載原料はあくまで、「基本原料」なので、隠し味(隠し香)の部分は公開しておりません。
隠し香を公開しても、どうってことないのですが、調香師の立場からすると、
やはり「気持ち的」に隠しておいたほうが、なぜか心安らぐのも、これまた事実であります(笑)
「何が入ってるかなぁ〜〜」と思いながら、オイルを眺めていらっしゃった皆さん、ご想像通りでしたか?レシピ。
これでまた、楽しみが増えたことと思います!
Posted in 調香 on May 19th, 2009 No Comments »
みなさんにお知らせさせていただきます。
女性の皆さんの為の香りを10年以上、創作してきた中で、
「男性用の香りは無いのですか?」
「パートナーにも使ってもらえる、香りが欲しい」
との、リクエストをいただいておりました。
自分なりに、いろいろ検討した結果、とにもかくにも、
一度、新たな世界へのチャレンジをしてみよう。と思い、
「男性専門の香油の創作」を、今年より取り掛かっておりました。
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竜の嗅覚〜東洋男児に馴染む芳香を
◆◆◆◆竜の嗅覚◆◆◆◆
http://dragonsmell.net/
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男性用の作成は、私の人生にとっても初めての試みですので、
「本当に、男性の皆様にお気に入りいただけるかな?」
との複雑な思いも多々ありますが、自分としては、精一杯の努力をしてきたつもりです。
Posted in 調香 on March 20th, 2009 No Comments »
欧米の調香師との交流で、時々「どんな香りが人気なのか?」が話題になります。
そちらのお国では?と聞くと、「人それぞれ」・「好みは各人で違う」・「販売数にあまり差が出ない」との返事が返ってくる。
つまり、各人が周囲の評判にはほとんど左右されず、個人の意思で選んでいるとのこと。
かたや、日本は?
圧倒的に周囲の評判、ランキングに左右されるケースが多い。
これも国民性なんだろうな。とは思うが、いろんな種類があるのだから、
「他人があまりチャレンジしない香り」を試すのも悪くないとは思う、今日この頃。
Posted in 調香 on March 15th, 2009 2 Comments »
知り合いのヒーラーさんから、数ヶ月前にオリジナル香油の作成を依頼されました。
ヒーリングセッションのお客様が、Lady Moonのオイルを気に入られ、
「是非、Nobuyaさんに作成を!」との事でした。
最初、お話を聞いたときの正直な気持ちは、
「どうしよう・・・あんまり気が乗らないな」でした。
依頼される方には、「自分だけの香り」という想い入れがあられるのに、
期待を裏切る香りになったら・・・と思ったのです。
香りの品質や、深さにいくら自信があっても、
「香りの好み」だけは、私がコントロール出来るものではないからです。
ヒーラーさんに「大丈夫です。私がいろいろと情報を集めますので、及び腰にならず、
今までのNobuyaさんのキャリアの総決算として、自信を持って作成してください!」
と背中を押されました。
「そうか・・・キャリアの総決算」か・・・。と妙に納得し、チャレンジしました。
作成していて、新たな発見があったのは、【香りにこだわるのではなく】
その方が持つ、奥深さというか、【表に出ない部分】・【本質的な個性】
に気を集中させて、香りを創りだすことの大切さ。でした。
その方のルックスはとても優しそうな方で、ふわぁーっとしたイメージだそう。
でも、私はいろんな質問の回答その他から、「シャープな力強さ」を強く感じたので
あえて、優しい香りで無く、高貴でシャープな香りを創作したところ、
◎最高です!!の評価をいただきました。
「邪気を寄せつけないオイルですね」とも←ホンマかいな(笑)
写真をアップしました。●は使用素材の一部です。
オレンジ色のオイル
●カンボジア伽羅 ※沈香最高級
●ヒンディデヘンアルオウド ※沈香の一種
●マレーシア産アロエオウド ※沈香の一種
深い色のオイル
●ハイナンダブルスーパー ※沈香の一種
●インドピュアムスクガゼル
黄色のオイル
●カンボジアロイヤル ※数年熟成の沈香最高級
●有機栽培のギャバを多く含むお米
同じ方から、二度目の作成依頼が来ています。
今後本気で展開していこうか?とも思いはじめた今日この頃であります。
しかし、実は、オリジナルならではの難点もあります。
「新たなオリジナルと共に、この前と同じ香りも欲しいのですが、いただけますか?」とのこと。
あちゃー!どうしよう・・・オリジナルの弱点が来た!来ましたよ(笑)
オリジナルは、感性を一気に高めて作成するため、
最初から、分量の指定をいただかない限り、
(つまり、多めに作成した分の費用分を最初にいただかない限り)
二度と同じ香りを再現できないのです。
通常のオイルのように、素材の配分やレシピを数値化、分量化して
作成せず、その場、その場のフィーリングで作成しているのでありました。
Posted in 調香 on February 6th, 2009 No Comments »
久々に少し時間ができたので、書いてます。
調香の際、相性の良い素材、香りをブレンドすると
いい匂いになることは、皆さんご存知のことと思います。
さて、ここで言うところの「相性」とは一体、何でしょうか?
さまざまな手法や考え方があると思いますが、
私の基本は、「香りのお尻」を気にすることです。
これは、良く香りの世界で使われる用語「ラストノート」とは少し違い、
実際に使用した際のラストがどう香るのか?よりも、パッ!と鼻の奥に感じた
香りから少し時間(1分前後)に感じるものが似ているものをブレンドしちゃいます。
例)
A:一瞬の香りは酸味があっても、お尻”が甘いもの。
B:一瞬の香りは苦くても、お尻”が甘いもの。
上記、AとBをブレンドするようにしています。
難しくないので、皆さん、是非お試しあれ♪
Posted in 調香 on December 19th, 2008 No Comments »
さて、さて数ヶ月間お休みしていましたが、めでたく再開(^^♪
最近、「調香」に興味をお持ちの方が、ほんとに増えて来ましたよね。
雑誌や、ファッション・美容関連サイトでも話題になっているようです。
調香の勉強をしたいと思ったら、まず思い浮かぶのは以下だと思います
1.フレグランス、フレーバーのスクールに通う。
2.アロマスクールに通う。
スクールの講師をされている方々は、パフューマー(香水創る人)や、
フレーバーリスト(生活香全般のプロ)、アロマセラピストなどの経験や
肩書きをお持ちで、化粧品会社や香料会社、アロマの会社で活躍されています。
スクールの卒業生も、これら関連企業に就職されるようです。
1.のスクールでは、香料の知識・科学的知識の勉強や、
有名香水と同じ香りをブレンドで作り出す授業などがあります。
2.のスクールでは、アロマの基礎知識、人体への影響、
医学的側面からの勉強が主で、ブレンドには、さほど時間を割かないようです。
これは、オイルの種類が多くないこと、アロマブレンドで実際に
生計を立てている人が、ほとんど存在しないことから来るものと思われます。
さて、Nobuyaが日常的に行っている調香はどちらに近いのでしょうか?
1.の場合、天然素材も多少使いますが、企業現場でのブレンドでは
圧倒的に合成香料が多く、食品関連のフレーバーにもこのことが当てはまります。
2.の場合、天然の精油を使いますが、ほとんどのアロマテラピストが、
そもそもの精油の生い立ちに関連しているためか、
【純潔思考】をお持ちのため、ブレンドの機会は極端に少なくなります
※【純潔思考】=純粋な天然の精油は1種をそのまま香らせるのが、
最高・最良の方法であり、精油に対する礼儀”と考える。
日本はこの傾向性が特に強いようです。
たとえば食材:
今の日本は輸入が多いですが、歴史をひもとくと、水と四季の自然に恵まれた
環境で、素材の味をフルに生かした料理が多いでしょ。(代表はお寿司かも!)
私たち日本人は、ブレンド感覚よりも、圧倒的な自然感覚を、
遺伝子内に備えているのかもしれません。
さて、上記の現状を考慮した上で、ふとした”疑問が生じます。
調香とは、香りを合わせるものか?それとも香りを創るのか?です。
これは、香りを楽しまれる皆さんが感じられる疑問というより、
香り製作に携わる側の、「大いなる疑問」なのです。
●な・ぜ・な・ら●
調香の現場には、”市場”というものが大きく関わってくるから!
恐らく、ミュージシャン・画家・作家・彫刻家などなど、
一般的に芸術活動と呼ばれる業務に携わる者の【永遠の悩み】でしょう。
幸い、Nobuyaの創る香りは、皆さんの応援のおかげで好評なので、
こうしてブログも書けますし、いろんな経験も積ませていただけます
(ホントにありがたい限りです)
++++++++++++ 一旦、休憩 ++++++++++
皆さん、休憩すまれました?では、改めて。
現在の市場:
香りを創りたい場合=ブランド香水の世界で香りを創り、生きていく。
香りを合わせたい場合=企業が求める香りに合わせて、生きていく。
この2つしかない!と言っても過言では無いでしょう。
あれ?あれ?Nobuyaさん、もう1つ忘れてるよ。
「自分の創りたい香りを創り、お客様に提供する」は?
でもこれ、【綱渡り以上・・糸渡り】ですよ。ホント。
ブログで、うそ書いても仕方ないので、正直にお話させていただきますが、
これ。これ。そうこれ。←ええい!しつこいっちゅうに(笑)
まともに生活できまへんで〜〜〜〜・・・・(~_~;)
ものすごーい、貧乏暮らしが待ってますよ、ホント♪
だって、経験したも〜ん。Nobuyaと妻の乃理子が。
山の中に家があるのに!
自転車と徒歩で生活してたんだよー。
とほほ。←しゃれにならないっ!
買い物に出かけて帰るだけで、へとへと。。。二人でぐったり。
帰って、お仕事、お仕事。又、ぐったり(笑)
自宅売り払うことも考えました。
人気のある【純潔思考】の香りを自社ブランドで市場に出すだけでも!
●ライセンスに伴う権利金
●毎月の最低発注数
●マーケティング費用
その他、もろもろ・・・・
既に、瀕死の状態・・・。
サンプル作戦しても、ある一定のお客様以上は増えないよっと♪
(睡眠時間を2〜3時間にしたいのなら、いい方法?ですが・・・)
なので、サンプル配布禁止しているメーカーもあるんです。
(販売側の健康を心配してくれているため!?)
◆夢のボトルさん作成♪
シャネルやディオールなどのブランド香水は
まず、ボトルデザインで違いをアピールしますよね。
じゃー私もー。僕もー。ってことで、アロマでも香水でも
みんなとデザインの違うボトルに入れたくなるっ(^^)
実際、シャネルやディオールのボトルデザインをしている
企業を知っていますし、その気になれば、依頼出来ます。
で、その気”が以下。
通常の最小製作単位は10万本なんでっせ。(急に関西弁)
もし、1本200円で作れたとしても2000まんえん!
デザイナーにデザインしてもらうと、200円じゃ無理だろうから、
400円としたら、4000まんえん!
ボ・ト・ル作るだけで・・・・4千万(汗
なので、たくさん香りのお店・アロマのお店があるのに
ボトルは、「どこかで見たデザイン・色」になっちゃうのです。
◆ボトルなんかいいじゃない!中身で勝負!
とNobuyaは本気で思ってます。
思わないと、めげそうになるからかも、ハッハッハッ♪♪♪
でも、現実はじつ〜〜〜〜に厳しい。。。
+++++++ 人間には固定観念があるから +++++++
+++++++ 世間体があるから(嘘のようだが、これホント)+++++++
一瞬、いい香り〜と思っててもですね〜。
どこの馬の骨かわからない「超弱小企業」の創る香りなんか、
意地でも認めない人が!ほれ、ここにも。こちらにも。
あっ、あっちにも(笑)一杯、一杯いらっしゃるのです。
ホント不思議ですね〜 ●人間 ● って。
(香りじゃなくて、人間が不思議に思う今日この頃。)
Posted in 調香 on December 19th, 2008 No Comments »
皆さん、お久さしぶりです。
クリスマスバーゲンも少し落ち着き、ブログを書く時間が出来ました。
今回は、堅苦しい話は止めて、楽しもうと思います。
ブレンディング=まぜまぜの楽しさ!
やっぱり僕がまぜまぜしていて楽しいと感じるのは、
要素の違う原料から、思ってもみない素敵な香りが出来ちゃうこと!
これにつきるかなぁ〜やっぱし(^_^)
これって、香り創作を生業にしている特権かも(笑)
何故って言うと、新たな香りの発掘にはそれなりの
原料の種類が必要だからなのです。
僕が今、主に扱う原料の種類だけでも、200種は超えていますし、
「かくし味」に使う原料を合わせると、そんなに凝っていないつもり
でも、やっぱり、原料の種類は、300〜400になるんです。
趣味の範囲をやっぱり超えてますよね。やっぱし(笑)
でも、またまた、新たな原料に興味が出てきちゃうんだよね〜
脳みそが混乱するので、止めておいた方がよさそうなのにね〜。
でも、これからも増やしていきた〜〜〜い!!
好きだもん♪♪♪
Posted in 調香 on December 19th, 2008 No Comments »
今日は、原料について。
イギリス・アラブ諸国・アメリカ・などなどから、原料を仕入れます。
この中で一番苦労するのがアラブ諸国かなぁー。やっぱり。
仕入れる最低量の単位が10kg(リットル)とか、20kg・・・
なんです(こんなにいらないよー)
頑張って交渉するんだけど、最低10リットルからしか買えないみたいなコトになる(笑)
あちらでは、このぐらいの単位が通常みたい。食材、その他なんでも単位が大きい!
割り切って、ブレンドに使う以外の分は、プライベート使用してます。
Posted in 調香 on July 21st, 2008 No Comments »
原油価格の高騰がとうとう、お花の栽培にも影響を及ぼしてきました・・・。
いつまで現状価格を維持出来るのか・・・ホントつらいっす。
Posted in 調香 on May 3rd, 2008 No Comments »
皆さん、こんにちは。
今回のタイトルは「お寿司と調香?」なんです。
なんじゃこりゃ。ですよね(笑)
前回、「調香と縁起感(えんぎかん)」のタイトルで、
西洋の調香感性と東洋の調香感性との違いをお話しました。
又、「Nobuyaの調香スタイル」のタイトルでは、
以下3.の調香環境を披露していました。
3.時間は最小限しかかけない。せっぱつまった状態=本能”で造る。
さて、今回の「お寿司と調香?」とは、
香り創作に励んでいる最中、ふと、昔グルメ雑誌に掲載されてた、
フランス人シェフへのインタビューを思い出したからなのです。
シェフが日本のすし職人について語っていたのです。
今でこそ、海外でも有名で好まれている「お寿司」ですが、
当時のシェフは、口にしたときのおいしさや驚きより、
【すし職人の、修行がどうにも理解できなかった】という内容でした。
「なぜ、ライス(お米)にビネガー(お酢)をまぜ、香辛料(わさび)を入れ、
魚を上にのせるだけの料理に数十年間も修行するのか?」
ということが疑問であったらしいのです・・・・。
確かに、フランス料理でもお寿司のネタ”に相当する、
「食材を見極める力」は必要だが、お寿司をにぎる技術の習得に
なぜ十年以上も要するのか?と奇異に感じたらしいのです。
ただの自己満足なのか・・・。
それとも、お客さんへのパフォーマンスを学ぶのか・・・と。
にぎる技術が、直接味に大きな影響を及ぼすとは、どうも信じがたいらしいのです。
シェフいわく、料理は、原因→結果
というプロセスを脳裏に描きながら作るもの。
その概念からは、「お米を手の中でにぎる」という単純作業に
数十年の修行を要することが、摩訶不思議に感じるらしいのです。
お寿司の場合は、原因→結果という直線的な経路だけでなく、
お米の温度、にぎり加減、ネタとの相性、にぎる時間、などなど、
どうも東洋的な「円の経路」「縁起の経路」が含まれていることを、
シェフが、数ヶ月間の滞在で、【なんとなく”理解した】という記事でした。
私はここに、調香のヒントが隠されているように思っています。
フランスといえば、名だたる調香の本場です。
フランスで活躍する一流の調香師は、2000種以上の香りの違いを
確実に記憶しており、そのための訓練を受けているといわれます。
さて、自分を振り返ってみると・・・・あれ??
確かに、「記憶」という意味でも、何種もの香りを嗅ぎ分けているのは
事実ですが、ブレンドの際、原因→結果という、緻密で計画的な思考が
自分に働いているとは思えないのです。
●私が記憶している香りといえば、せいぜい百に満たないかもしれません。
以前のブログに、
「時間は最小限しかかけない。せっぱつまった状態=本能”で造る。」
と書いたのは、実はこのことと関連しています。
つ・ま・り。科学的思考プロセスを取るのでなく、縁起的プロセスを取るために、
時間を最小限に抑え、「一瞬の香りの縁」を紡ぎだすのです。
何をするにしても、お国の文化や遺伝子はあると思うので、
私には東洋的手法が合っていますし、西洋的な調香を試みたことも
ありましたが、実際、納得のいく香りは作れず、ジレンマに陥るばかりでした。
やっぱり、自分の遺伝子、文化の遺伝子を活かすほうがいいみたい!